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緊急事態宣言【発出】or【発令】?

令和2年4月7日、安倍晋三首相の【緊急事態宣言】の会見をテレビで観ていた際に違和感を覚えた。『改正新型インフルエンザ等対策特別措置法第32条第1項の規定に基づき、緊急事態宣言を発出いたします。』
えっ、発出って何だ? 緊急事態宣言は法令に基づいたものであるため、【発令】という文言を用いるのが普通だ(社会保険労務士として日々、法令に接している者としては余計に違和感を覚える)。
そこで辞書を引いてみると、【発出】については、『ある物事や状態が生じて外に現われること。また、現わし出すこと。』と説明している。反対に【発令】には『法令・辞令・指示などを発布、公表すること。』という、より具体的な語義が当てられている。
この2つの言葉の辞書解説を踏まえたうえで、霞ヶ関の中枢の人たちが【発令】(⇐ 発令者の意思の介在を感じさせる)でなく【発出】(⇐ 発出者の意思や責任とは関係なく、法令なり布告なりが『おのずから生じて外に現れ』出てきた印象がある。)の方を採用した意図は、【緊急事態宣言】の『責任』を取りたくなかったからだ、と考えることに無理な解釈はないはずだ。
つまり、政府の方々は、この度の【緊急事態宣言】を政府の責任による布令ではなく『天から降ってきた災厄』として印象づけたかったからこそ、【発出】というホコリをかぶった古語を辞書の奥底から引っ張り出してきたのではないだろうか。
その他にも、安倍晋三首相の【発出】という言葉遣いについて、【令和】の『令』に命令のニュアンスが含まれることを自覚しているからでは? との指摘もインターネット上で散見されました。これは【発令】という文言を避けることで【令和】のイメージを守ったのではないか、という見方でした。

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